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ロックンロールに蟀谷を

踊れないほうの阿呆。Twitter:@oika

ヒステリックブルーが消えた日を覚えている

 Link:なぜヒステリックブルーは一発屋だったのか?はてな匿名ダイアリー

 

 ヒスブルが消えた日のことをよく覚えている。

 6thシングル「直感パラダイス」をMステかなんかに出てたときに聴いた僕は、即座に気に入って、翌日近所のCDレンタルショップに走ったのだが、新譜の並ぶ棚を探せども見つからない。

 あれーと思って見回すと、8センチシングルのコーナーが目に入り、もしや…と思って覗いてみると、なるほどそこにメンバー3人の顔並ぶ短冊型のジャケットが置かれていた。

直感パラダイス

直感パラダイス

 

 

 2000年初頭。ちょうど多くのアーティストがシングルCDの販売形態を短冊型ジャケットの8センチCDから、アルバムと同じサイズのケースに入れられた12センチCDへ移行しつつあったタイミングだった。

 もともとは従来のCDよりも長く収録できるというのがその理由だった気もするけれど、2000年頃にはすでに、2,3曲しか入っていない場合でも12センチCDを採用するのが一般的になりつつあって、収録時間の短いものも全部一緒くたに「マキシシングル」と呼ばれるようになった。

 理不尽な話だけれども、日本の音楽年表の中のほんの一時期、中学生の目に、細長いケースの8センチシングルCDがなんか「ふるいもの」「ダサいもの」のように映っていた時期というのが確かにあった気がする。

 レンタルならまだしも、買うとなると、これに1000円も払うのか…っていう感覚に急に襲われるようになった。

 ミスチルだとかサザンだとか、同時期に8センチシングルで販売し、それでもヒットをとばしているアーティストだって確かにいるので、それだけを理由にすることはもちろんできない。

 それでも、この「直感パラダイス」、そして次の「Dear」をマキシとして出していたならばまだ違った展開もあったんじゃないかと、歴史の妙を考えてしまわずにはいられない。

 

 その点、先見の明というのか、見事だったのは浜崎あゆみだ。

 1999年7月発表の「Boys&Girls」の時点で12センチCDを採用し、翌8月の「A」では、リミックス含めて全14曲入りのCDを「マキシシングル」だと言い張って発表し、シングルチャートで堂々と大ヒットの名声を浴びた。

 

 当時はまだまだ若者の流行とCDの売り上げがダイレクトに繋がっていたような時代だったので、そんないろんな要因もあったりしたよという昔話でした。

 

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