ロックンロールに蟀谷を

踊れないほうの阿呆。Twitter:@oika

SuiseiNoboAz 「64」

64番のバスって何なんですかね。
何か元ネタあるのか。

「64」は、SuiseiNoboAzの2ndアルバム
THE (OVERUSED) END OF THE WORLD and I MISS YOU MUH-FUH
の4曲目。

ボアズは「水星より愛をこめて」のMVを見た瞬間に惚れて、
1stアルバム聴いたときは、意外と「水星より~」みたいに
ジャム1発取りして曲になりました的な感じの曲は少なくて
ちょっとイメージと違ったかなーとか思ったものだが、
2ndを聴いたときの衝撃ったらなかった。

1曲目「E.O.W.」で、あーやっぱ「水星より~」みたいのじゃなくて
こういう感じなのかーでもちょっとかっこいいかも…から始まり、
2曲目「ultra」、きらきらしたギターリフから始まって
「パンツも履かないサァ!(空)戦闘機がタァブ!(飛ぶ)」と叫ぶサビ、
後ろでうなるベースに、これはこれでいいかも…と思ったところに
3曲目「shoegazer」で、こいつは名盤だと確信。
しゅーーーーげいざーーー!!

昂ぶったところに追い打ちをかける4曲目が完璧な名曲「64」。

ワクワクを誘うイントロのミュートギター。
少年心と中二心を同時にくすぐられる歌詞の世界観。

ディソレイション・ロウをバックに運び屋たちが暗躍する。
「ワンダーランドいらんかね、そこのマザー・ファッカー?」

乱反射するビルディング、駅前通り、給水塔、赤白帽ゴムの味。
おまえが嫌いだ。マザー・ファッカーが。

極めつけは、ただマザーファッカーを叫ぶだけのサビ。
そして何かから解き放たれたかのようなアウトロのファズ・ファズ・ファズ。

YouTubeとか探したけどこの曲に関してはMVもライブ映像も何もなかった。
CDかライブで聴いてください。

 

THE (OVERUSED) END OF THE WORLD and I MISS YOU MUH-FUH

THE (OVERUSED) END OF THE WORLD and I MISS YOU MUH-FUH